こんにちは、合法民泊コンサルタント三浦剛士です。

「上京区妙覚寺町1・2組界隈(かいわい)地区」では、建物は一戸建の住宅のみとし、高さも市の景観政策より厳しく10メートル未満(3階まで)にしてマンションの建設を排除した。用途は主に「教室」「事務所」「診療所」に絞られ、これにより「旅館業」の開設もできません。

ここだけ読むと、協定とはいえ厳しすぎるのではと思われるかもしれません。
しかしこの背景には、業者の無謀な計画により住民の方々が大変な迷惑を被っていたということがあります。

以下、記事より抜粋。
↓ここから
「昨年、下清蔵口町の町内で5階建てのマンションが建設されたが、住民が抗議しても業者に相手にされず、阻止できなかった。さらなる開発を防ぐために住民有志は準備委員会を立ち上げ、約1年かけて抑制力のある建築協定の認可を目指した。アンケートや説明会を実施し、地区内の約3分の2となる21世帯が合意した。」
↑ここまで。

マンション建築にしてもそうですが、特に旅館業などはご近所の方々との信用・信頼関係を築ける土台があってこその運営できるものだと思っています。
自己利益のみしか追求しないような業者を淘汰するには良い協定と思いますが、反面、真面目にやっている会社までも一緒くたになってしまうことは残念でなりません。
近隣説明会を開催するたびに、地域住民さまからには悪いイメージの話が出るということは、今回の件と通ずるものがあります。

こちらの京都市のHPから京都市で定められている建築協定の概要が確認できます。旅館業を検討されるときにはご確認ください。
http://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000021235.html
58



合法民泊への応援に2つのボタンをクリックお願いします!↓